2011年1月31日月曜日
しゃぼん玉
最近、式の退場時にしゃぼん玉!というのが多い。
一番多いのは花ですが、あとは折鶴とか
日本では、米は少ないですね。
で、しゃぼん玉ですが、これが以外に写真写りいいんです。
屋外で風吹いてると微妙ですが・・・
2011年1月30日日曜日
夜のプール
なんの写真?と思われるかもしれませんが、結婚式の日の写真です。
式が終わって、パーティーも終わって、二人のお部屋でみんなでお酒を飲んだ後、酔っ払ってプールに入りました!
こりゃいい光!と思い、部屋にカメラを取りに行き、撮影しました。
二人っきりに見えますが、まわりにたくさん人がいます。
さすがにカメラを持ってプールに入るときには、緊張して酔いが醒めました。
2011年1月29日土曜日
2011年1月28日金曜日
画角とストーリー
自分の中に流行のようなものがあって、気に入った画角を見つけると一時多用することがあります。
今まで、こんな感じのシーンを撮る時には縦の絵で撮ることが多かったのですが、一度横で撮ってよい絵が撮れると何度も挑戦したくなります。
前にアップした写真で似たようなものがありますが、前回はシャンパン、今回のものは白ワインです。
会場は、別です。
話は変わりますが、先日、後輩のカメラマンに「こういう写真が撮りたいけど、どうしたらよいか?」という質問を受けました。
非常にあいまいな質問なので、答えようと思うとたくさん話すことがあるのですが、とりあえず
①どのグラスを狙うか決めておくこと
②そのグラスをどの方向からどんな風に撮るか決めておくこと
上記2点について簡略に話ました。
それを意識していれば、とりあえずこんな感じのカットを撮ってくることができます。
でも、なぜこのシーンを撮るのか?その部分の方が重要な気がします。
グラスにお酒をつぐシーンの写真。
これは、たいていのパーティーで目にする光景です。
僕も始めた当初は、とにかくいろんな人(先輩カメラマンたち)が撮ってくるから、撮っていました。
でも、だんだん疑問に思うようになります。
これは、必要か?きれいだから撮るのか?どこからどんな風に撮るのが良いか?などなど・・・
僕が最初に所属していた事務所のカメラマンたちもたいていシャンパンのシーンは撮っていました。
でもワインのシーンまでは撮ってきませんでした。
撮り方は、人それぞれです。
撮る方向も切り取り方もレンズのチョイスもうまいもへたも・・・
ちゃんと考えていれば、もしくは撮っているものに理由があれば、何でもあり!だと思います。
考えられていなければ、誰が撮っても同じものになってしまいます。
僕はこのシーンには、いろんな意味があると思います。
まず誰の視線を基準にして撮るのか?
そしてそのシーンがなにを象徴しているのか?
僕は、壜の口を覗き込むような角度で撮ることが多いのですが、これは注がれているお客さんの視線なのです。
お客さんが見た風景に近いものを再現することで、なんとなく当日の臨場感を(無意識にでも)思い出してもらえたらうれしいなと思っています。
そしてこのシーンが何を象徴しているのか?
シャンパンであれば、パーティーのオープニングを
白ワインであれば、主賓の堅苦しい挨拶も終わって、本当に祝宴が始り、ゲストの食事、会話がスタートするシーンを象徴しているかもしれません。
赤ワインであれば、食事の終盤、ゲストも程よく酔っ払っている時間帯を象徴しているかもしれません。
パーティーの雰囲気を表現するのにお二人だけを追っかけていては、つまらないと考えています。
いろんな要素が集まって、その日のお二人のパーティーがあるはずです。
お酒を注ぐシーンだって、僕も必ず撮るシーンではありません。
でもそこに何かストーリーをこめられるのであれば、撮っておきたいなと思います。
一枚一枚の写真に何かしらのストーリー、意味をこめて撮影することが大切だと思っています。
自然光
今日は、庭のある会場での撮影でした。
ものすごく天気が良くて!
ものすごく暑かった!!
そして、光が強く!
コントラストが強く!!
露出の決定が難しかった!!!
でも!やはり自然光はいいな!と思いました。
がっつりとした強烈な太陽、きらきらした木漏れ日。
大変だけど、写真として残したときに光そのものに季節感とかその日の思い出みたいなものが含まれているような気がします。
僕は、特にルノアールの絵みたいな木漏れ日があたっている光景が好きです。
あのまだらになった不均一な光!
顔もドレスもまだらになっちゃうけど!
素敵です。
木漏れ日のゆらぎのような感じを眺めていて、これは動画の方が表現しやすいなーと思ったりしました。
しかし、やっぱり太陽は偉大です。
素敵です。
2011年1月27日木曜日
臨場感
ちょっとした角度の違いで画面に臨場感が生まれると思います。
その微妙な角度を考えるとき、「目線」を意識します。
お二人の目線、ご両親の目線、ゲストの目線などなど・・・
結婚式の会場にはいろんな目線が交錯しています。
そして、その目線にいろんな感覚や思い出が関係していると思います。
光、香り、触感、空気感、雰囲気、泣く、笑うなどの感情、言葉にしちゃうと意味が限定されてしまいますが、映像は違います。
人によってひとつの絵から感じるものはさまざまです。
だからこそ、当日はいろいろなシーンを拾っておいて、最終的にアルバムを作る際にその様々な視線が感じられるようなものにしたいなと思っています。
カット数の多い少ないではなく、そういうものが詰まったアルバムは、よいものになるはずです。
2011年1月26日水曜日
2011年1月25日火曜日
Candid
またまた「自然な写真」について。
自分が婚礼の撮影を始めたときも「自然な写真」を重視していました。
ただ、撮影を続けるうちに「自然な写真」にもいくつかの種類があることに気づきました。
大まかにわけると、
①進行の中での二人本来のしぐさをとらえたもの。
②作られた状況の中での自然なしぐさをとらえたもの。
この二つの違いは、撮影者にとってはとても重要だと考えています。
どちらも予測が必要で、当日の雰囲気や会場自体の制約によって全体の撮影の中でのバランスも変わってきます。
一見、①の方が難しいように感じますが、実は②の方が経験が必要です。
①では、常に状況を見ながらお二人にあわせていく必要がありますが、そこはカメラマンであればなんとかやっていける部分です。(または、撮れていなくてもお客さんには気づかれない。)
しかし、②ではお二人の立ち位置が非常に重要になってきます。
①では、意図的に選べない背景や光が②では選択可能であり、絵的なメリットは非常に大きいと思います。
光の当たり方、質、強さ、お二人と背景との位置関係などなど重要なことはたくさんあります。
最も大切なことが立ち位置ですが、その場所に立っていだたいたとしても、そこでお二人をリラックスさせて時間の制約のなかでよい表情を拾うこと(持ち込みで入る場合は非常に重要な要素です)ができなくてはなりません。
そんな様々な要素を一瞬で判断し、撮影するには自分の中に多くの経験値が必要です。
そのためにも日々、何かを蓄積していきたいと思っています。
2011年1月24日月曜日
2011年1月23日日曜日
目線
先日うかがった結婚式で、ご友人がずっと撮影をしていました。
その画像をパーティー終盤のスライドショーとして流したのですが、その写真がとても良くて感動しました。
その写真は、ピントが合っていなかったり、ぶれていたりするのですが、ほんとに二人の表情の良いところを捉えていてちょっと嫉妬しました。
なにが良かったのかよく考えてみると目線が来ている写真が多かったのです。
なぜ目線の来る写真が多いのかといえば、やはり仲の良い友達が撮っているからだと思います。
やはり、友達写真にはかないません・・・
よくお二人から「自然なところを撮ってください!」というリクエストをいただきます。
確かに自然な感じというのは、僕らが(仕事として)撮るうえでの重要なテーマです。
でも僕は目線写真好きなんですよねー。
それに、それもとても大切な写真になると思うのです。
自然なところと目線の来ている写真、どちらにも二人のシズルのようなものが現れる瞬間があると思います。
そこは逃したくないなと思います。
とにかく目線写真の強さ、良さを再認識した一日でした。
2011年1月22日土曜日
2011年1月21日金曜日
小笠原伯爵邸
撮影に行った小笠原伯爵邸で
早めに現場に入ろうと思ったのですが、午前中の式が終わっておらず、カフェで待つように指示されました。
最初は、カフェの外の廊下で待っていたのですが、しばらく終わる気配がなかったので、カフェに入り、コーヒーを注文しました。
こんな風に突然できる空白の時間は一番リラックスできる時間かもしれません。
ちょっと暗めの歴史を感じる室内で天気がよい外の景色を眺めながら短いながらも素敵な時間を過ごせました。
コーヒーカップのたたずまいに風情があったので携帯で撮影してみました。
コーヒーカップのたたずまいに風情があったので携帯で撮影してみました。
2011年1月20日木曜日
2011年1月19日水曜日
いい写真て?
いい写真てなんだ?とよく考えます。
自分なりの基準は、もちろんあります。
ピントや露出といった基本的なことから全体の絵の構成の部分まで好きな絵というのが明確にあるので、それらを基準にして撮影しています。
ただ、個々のお客さんが欲しい写真のイメージがどんなものなのか完全につかみきることはできないはずです。
撮影前の打ち合わせである程度、お二人の好みは掴んでいきますが、それでも十分ではないと思います。
撮影前の打ち合わせである程度、お二人の好みは掴んでいきますが、それでも十分ではないと思います。
なので、一般的によい写真といわれそうなものや記録の要素を重視したものをおさえつつ、自分のテイストをこっそり忍ばせています。
そして、たまに自分の好みを全開に出したカットをこっそり撮影しています。
そんなカットが気に入ってもらえるとほんとにうれしいもんです。
でもでも、いい写真なんてお客さんの気持ち次第なんだとわかっていなければ、きもちわるいカメラマンになっちゃうと思うんです。
アーティストぶって仕事するのは嫌です。
職人じゃなきゃいけないんだと思っています。
そして、たまに自分の好みを全開に出したカットをこっそり撮影しています。
そんなカットが気に入ってもらえるとほんとにうれしいもんです。
でもでも、いい写真なんてお客さんの気持ち次第なんだとわかっていなければ、きもちわるいカメラマンになっちゃうと思うんです。
アーティストぶって仕事するのは嫌です。
職人じゃなきゃいけないんだと思っています。
2011年1月18日火曜日
2011年1月17日月曜日
2011年1月16日日曜日
50mm
50mmのレンズが大好きです。
画面の中にすべてを入れるのではなく、限られたものを入れることでより思い出が強調されるような気がします。
ブレッソンも50mmばかり使っていたようです。
もちろん今はこんな↑古い機材は使っていません・・・
2011年1月15日土曜日
2011年1月14日金曜日
2011年1月12日水曜日
会場の雰囲気
こんな写真も一見お二人には関係ないように見えるかもしれませんが、会食の雰囲気を思い出すような写真になるかもしれません。
特にアルバムを編集する際にちょこっとこういうカットを差し込むと視覚的にも箸休め的な効果があるように思うのです。
2011年1月11日火曜日
2011年1月10日月曜日
陰影
結婚式場やホテルでの結婚式とレストラン(または歴史的な建造物での)ウェディングの大きな違いは何か?
お二人やゲストの目線で考えると空間的な余裕の有無であったり、式~披露宴のオペレーションがシステマチックであるかどうかということかもしれません。
カメラマンの視点から考えてももちろん上記のようなポイントは、撮影に影響するのですが、僕が一番気になるのはその場の光です。
多くのホテルや結婚式場(特にゲストハウス系の白っぽい会場)では、明るく光も良くまわるので、やわらかく美しい光で撮影できます。もちろん撮影上の失敗も少ないと思います。
それに対して、邸宅系のレストランや歴史的な建造物では、場所によって明暗の差が激しいことが多いのです。光は場所によって限定的なものとなり、当然、撮影条件が厳しい場所も多くて、失敗しないために露出的にも絵的にも安全策を取らざるを得ない場合が多くあります。
では、いい写真が撮れないのかというとそういうことではなく、陰影というものがドラマチックな美しい絵を作る大きな要素になるのです。窓やドアの隙間から差し込む光、暗い室内でできるコントラストの高い影、そういった要素が均一な光で満たされた会場では、撮ることができない絵画的な写真を生み出すのです。
苦労しますが、そういう会場での撮影は楽しいものです。
2011年1月9日日曜日
2011年1月8日土曜日
2011年1月7日金曜日
2011年1月6日木曜日
2011年1月5日水曜日
2011年1月4日火曜日
2011年1月3日月曜日
2011年1月2日日曜日
光
ブライダルフォト、婚礼写真、結婚写真などさまざまな呼び名がありますが、結婚式の写真を撮っているカメラマンです。
結婚式の写真は、その時、その場の記録ですが、一過性のもの(写真)としてでなく、お二人にとって本当に思い出に残る、何年経っても何度も見返したくなるような写真を撮っていきたいと思っています。
奥に光があるような写真が好きです。
2011年1月1日土曜日
unison はじめます
約500組以上の新郎新婦を撮影してきた3名のウェディングフォトグラファーが
この度「unison」(ユニゾン)としてチームを組み活動することとなりました。
婚礼写真における数多くの経験の中で、
一生心に残る写真を残すために必要と強く感じたことは、
当日関わる全ての人々と「連携を大切にする」こと。
撮ろうと思ったのに撮れなかった写真がある。
撮れそうだったけど撮り逃した写真がある。
を、
このチームだったから、残せた写真がある。
に変えたい。
新郎新婦のおふたりと。
プランナーさんと。
メイクアップアーティストさんと。フラワーコーディネーターさんと。
ドレスやさん、ビデオさん、音響さんと。
その日の結婚式に関わる全ての人々の話や動きにじっくりと耳を傾け、
背景にあるストーリーを踏まえながら、
それぞれの思いを一枚の写真に吹き込んでいく作業は、
ひとつの曲をかわるがわる連弾(unison)しながら、
結婚式という二人のオリジナル曲を完成させていくようなもの。
そんなスタイルを私たちは突き詰めていきたいと思っています。
写真には心を動かす力があります。
婚礼における「お決まり写真」のクオリティの向上に努めながら、
二人が当日見えなかった場面や気づかなかった感情をとらえて写真に表現していく。
それが、その家族にとって心に残る、何度も何度も見返される写真として
将来に伝わっていけば、こんなに嬉しいことはありません。
この度「unison」(ユニゾン)としてチームを組み活動することとなりました。
婚礼写真における数多くの経験の中で、
一生心に残る写真を残すために必要と強く感じたことは、
当日関わる全ての人々と「連携を大切にする」こと。
撮ろうと思ったのに撮れなかった写真がある。
撮れそうだったけど撮り逃した写真がある。
を、
このチームだったから、残せた写真がある。
に変えたい。
新郎新婦のおふたりと。
プランナーさんと。
メイクアップアーティストさんと。フラワーコーディネーターさんと。
ドレスやさん、ビデオさん、音響さんと。
その日の結婚式に関わる全ての人々の話や動きにじっくりと耳を傾け、
背景にあるストーリーを踏まえながら、
それぞれの思いを一枚の写真に吹き込んでいく作業は、
ひとつの曲をかわるがわる連弾(unison)しながら、
結婚式という二人のオリジナル曲を完成させていくようなもの。
そんなスタイルを私たちは突き詰めていきたいと思っています。
写真には心を動かす力があります。
婚礼における「お決まり写真」のクオリティの向上に努めながら、
二人が当日見えなかった場面や気づかなかった感情をとらえて写真に表現していく。
それが、その家族にとって心に残る、何度も何度も見返される写真として
将来に伝わっていけば、こんなに嬉しいことはありません。
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