2018年5月15日火曜日

カメラマン紹介 猪狩亮子

こんにちは、西澤です。
カメラマン紹介第8回目は、猪狩亮子カメラマンです!




猪狩亮子 Ryoko Igari

39歳。千葉県出身、都内在住。
中学では器械体操部に所属。 
スノーボード、ボルダリングなどバランス感覚を伴うスポーツが好き。

趣味は音楽鑑賞、バンドのライブやフェスにもよく行く。
学生時代は友人とバンドを組んでギターやドラムを演奏していた。

ホテル専門学校を卒業後、千葉県内のホテルのレストラン宴会場の現場スタッフに。
その後希望していたブライダルプランナーとして4年間勤務した。 
そのホテルではプランナーは事前の打ち合わせを担当し、挙式当日は会場スタッフに引き継ぐことになっていた。月に16組もの担当をしていたがそのほとんどの結婚式、披露宴に立ち会うことができずもどかしさを感じるように‥‥。
新郎新婦と一緒に結婚式を楽しみたい!カメラマンならそれができる!との思いから以前より興味を持っていたブライダルカメラマンの道へ。



プランナー経験が活かされた細やかな気遣いができるカメラマン


このブログを書くにあたり猪狩カメラマンの写真約6000枚を見せてもらいました。
私が新婦だったらこう言いたくなると思います。
『この人はちゃんとわかってくれている人だ!』

例えばアクセサリーひとつ選ぶのにどれだけの時間と手間とお金がかかっているのかということ。
どんなアクセサリーにするか、ドレスやブーケとのバランスを考えつつネットや雑誌で下調べをし、お店に行って試着、迷いに迷ってやっと決めたお気に入りのアクセサリー‥‥素敵に写真に残したい!
結婚式のために準備したアイテムひとつひとつに思い入れがあるはずです。

猪狩カメラマンはそういう気持ちをとても大切にしてくれます。そして結婚式を迎えるまでの大変さもきちんとわかってくれています。
それが新郎新婦の安心感や、心を開いているから見せることができる自然な表情に繋がっているのだと思います。

猪狩カメラマンは結婚式を彩るすべてのものの背景にある時間や手間、気持ちを汲んで細やかに丁寧に撮影しています。




「頑張って準備した分、新郎新婦の希望することはできる限り叶えてあげたい、なにより心から結婚式を楽しんでほしいと思っています。

後悔してほしくないのでリクエストも遠慮なく言ってほしいです。当日だと対応が難しいことがあるので打ち合わせの際に。

お二人の希望を叶えるために、撮影時間を捻出したり、会場スタッフと交渉したり‥‥
新郎新婦・ゲスト・スタッフ、みんなが気持ちよく過ごせるように人の流れを読んで、円滑に進行することを考えて撮影しています。」


まわりへの細やかな配慮、物腰の柔らかさ、そのコミュニケーション能力の高さが猪狩カメラマンの魅力です。
新郎新婦とスタッフを交えて会話をして温かい雰囲気を作ることで、新郎新婦の緊張をほぐし自然な笑顔を引き出しています。







記録写真が、記憶に残る写真になる


猪狩カメラマンはアーティストタイプというよりは、物事を正確に記録していくタイプのカメラマンだと思います。

「このとき何を話していたか、どんな気持ちだったか、写真を見てたくさんのことを思い出してほしい。
何度も見返して記憶に残る写真になってくれたらうれしいです。」


非日常を演出するのではなく、結婚式の臨場感や感情表現を大切にしているように感じます。

「数年後に写真を見てそのときのことをすぐ思い出せるように、目で見た色に近い色彩表現にしています。
結婚式写真はメインが新婦になる傾向がありますが、私は新郎新婦二人が主役になるようにバランスよく撮影するように心がけています。
自分はおまけだからと一歩引いたような新郎様が多いので、そこは敢えて『ほらこんなに楽しんでるよ!笑ってるよ!』っていう表情を狙っています(笑)」









猪狩カメラマンが撮影・レイアウトを担当したアルバムをご紹介します!


unisonでは撮影したカメラマンがアルバムのレイアウトも担当しています。
どの写真をどのようにレイアウトするのか、その時々で全く違います。またカメラマンによって写真の選定、見せ方は様々です。カメラマンが心を込めて制作するunisonのアルバムは世界で一冊の完全オリジナルアルバムに仕上がります。
このアルバムレイアウトに『カメラマンのセンスとこだわり』が表れるように思います。


猪狩カメラマンのアルバムは、使われている写真の枚数は多いのにスッキリしていて無駄がない印象を受けます。
新郎新婦・家族・ゲスト・イメージカットがバランスよく配置してあり、被写体の大きさ・撮影角度などすべてが計算されたレイアウトになっているからだと思います。


「何度も見返してもらいたいからできるだけたくさんの人が登場するアルバムにしたいと思っています。家族はもちろん親戚や友人、みんなで囲んで見てもらえるアルバムになってほしいです。」


今回ご紹介するのは、マルジェというアルバムのレイアウトです。
装丁はアイリッシュリネン、少しざらつきのある白紙に写真がプリントされた大人気のアルバムです。
(詳しくはこちらで。http://unison3.com/ceremony/plan/








いかがでしたか?
温かみのあるとても素敵なアルバムですよね。 


猪狩カメラマンのHPギャラリーです。
こちらもぜひご覧ください。

「結婚式だけでなくその後の家族写真も撮らせてもらえるカメラマンになりたい。」との思いからマタニティやニューボーンフォトの勉強もしているそうです。

 




猪狩カメラマン、こんな方におすすめします!


新郎新婦・家族・ゲストの写真をバランスよく撮影してほしいと思っている方。

また、結婚式での出来事や準備したアイテムなどしっかり記録に残したい方にもおすすめです。

なんとなく撮りたい写真のイメージはあるけどよくわからない‥‥という方には、打ち合わせの際に会話を通して二人のイメージに合った撮影場所やポーズを提案をしてくれますよ。






長くなりましたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
それでは、次回もお楽しみに。